G.B.Times 2026 年4・5月号 No.16

Hello!!

 猫のひたいと言ったら、猫たちが怒るような我が家の庭の花々も咲き始めました。
去年あおむしくんに丸坊主にされたみかんが、今年はどっさり花を付けて、甘い香りを漂わせています。
摘花(摘果)しなきゃいけない?もったいないなぁ

 これはクレマティスの一種らしいです。この子も去年は散々な目にあったのに元気に花を付けてくれました。
でもなんか不思議な花。
 うちのスター、薔薇のボレロちゃんはもう少しゆっくり咲きたいようです。
でも元気なつぼみをたくさん付けているので楽しみです。

仲間たち

 トタン屋根の上の猫たち。
トタンはまだ熱くはない。
むしろぬくくて心地よさそうです。


 くもりガラスの向こうのヤモリくん。
去年の子と同じ?
それともその子孫でしょうか?
後で見たらガラスにうんちの跡が。やっぱりそうなんだ!
マレーシアの先輩が、ヤモリかわいいけどうんちしながら壁を歩くからなぁ…と言ってたのを思い出しました。

毎日ごはん

 今月は何を置いても筍!
去年はあまり出回らないうちに、旬が過ぎてしまったけど、今年は豊作だそうです。
この時季だけのお楽しみ、筍ごはん、若竹煮、木の芽和えなどを何度も味わっています。
庭の山椒がまたうれしい。
筍が出る頃になると山椒の芽がちょうどよく伸びてくるのは、何という自然のお恵みか。
ありがたや。

 佃煮にすべく義母と一緒に葉を摘んだのを思い出します。
佃煮の作り方を教えてくれたのも義母。
義母の生け花のお師匠さんだったという○○先生の奥さまが見えた時に、「山椒の佃煮には一級酒と、その場で削った鰹節じゃなきゃ」とおっしゃったのを覚えています。
私から見ると宮様のような上品な白髪の老婦人でした。
今の私は多分当時の奥さまと一緒ぐらいの年齢に達してるような気がしますが、もちろん上品さも知恵もない。
どうしたことでしょう。いや、当たり前だ。
お酒も安いのだし、鰹節もパックのだもの。

今日のお散歩

 これは王子の権現坂と森下通りの交わるあたりにある小さな碑です。
三本杉橋と読めるからここには川が流れていたのでしょうか。今は暗渠になっているのかしら。

大晦日、王子の狐たちは装束稲荷で礼装に着替えて行列をつくり、ここを曲がって王子稲荷に向かいます。
広重などの絵では、当時の王子はところどころに鎮守の森のような木々が見える寂しい野原のように見えます。
三本杉はいい目印だったのかも。

 西巣鴨に「お岩通り」という道があります。
もとは商店街だったのかもしれませんが、今はしもた屋の中にぽつりぽつりとお店があるって感じです。
通りの名にひかれて、行ってみたらこのお寺さんにたどり着きました。
「お岩様の寺 長徳山 妙行寺 明治四拾弐年 四谷より移転」と読めます。
田宮家のお墓があるそうです。
田宮伊右衛門や妻お岩のお墓か?!

 聞けば、四谷には於岩稲荷田宮神社と呼ばれる神社があるそうで、四谷怪談を上演する際には関係者は、厄除けのためにこの妙行寺と於岩稲荷の両方にお参りするのだとか。
怖いもんね。
 隣の碑を見ると浅野内匠頭のご縁者のお墓もあるようです。

「四谷怪談」は、実は「忠臣蔵」の大きな流れの一部なのだと聞いたことがあります。
ふーむ。お岩さんと浅野さんは同時代人なのか…

4月と言えば、やはり桜。
今年は一人で桜を眺める時間がありました。
開花は早いと予想されていたけれど、開花した後雨で気温低めの日が続いたためか、今年はわりと長く花を楽しめたような気がします。

墓地と桜はよく似合うような気がします。
尊敬する在野の民俗学研究者Eさんが、西行、梶井基次郎、安吾らを引いて『花と屍』という題で素晴らしいエッセイを書いておられます。
桜は、その圧倒的で尋常でない美しさと時季の短さから、逆に何か不吉なものを感じさせるのかもしれません。
  憂き世には とどめおかじと 春風の散らすは 
     花を惜しむなりけり 西行
だけどEさんのお気持ちと私も一緒(多分)
「命は軽く義は重し」なんて歌いたかないな。日本人の心とか、日本の伝統とか花にくっ付けたり、何でもかんでもにくっ付けたりして言いたかないな。


↓これは裏山のもっと上の斜面に立つ桜です。
すっかりツタにやられてしまって、痛々しいすがたに。
それでも花を咲かす執念に凄みを感じます。
斜面地滑り防止工事が行われるとのこと、この桜も今年が見納めかも。

Movies

 孫娘たち来日の折に、アニメ映画『チェンソーマン』を見ました。見せられたと言うか。
 近未来なのか、多様な悪魔が街に現れる世界。
その悪魔と戦うデビルハンターの物語です。
後半は戦闘シーンでひっきりなしにボムの爆音が鳴り響き、映画館に入る前に見たばかりのような街が破壊され続けました。
ガールズは「東京にいて、東京が壊れるシーンが見られたの、最高!」とご満悦。
うーん、いちょうを形どったガードレールに至るまで街並みが結構リアルに再現されてたからね。
(この作者は秋田県にかほ市の出身で、ほかの作品ではにかほを破壊しつくしているそうです。
「やっぱり故郷は全滅させとかなきゃね」などとガールズ。えっ?)
 夜の学校のシーンが核になる前半は、美しくリリカルでした。
ジジは前半は退屈で余計だなどとほざいておりましたが、10代の男女のどきどきなどとすっかり縁のなくなった70代が何を言うか!

 ボム音が苦手な向きには同じ作者のマンガのアニメ化『Look Back』はいかがでしょうか。
ストーリーは語りませんが、同じ志を持つ友人への憧れや嫉妬、自分の行為への後悔など胸がきゅんとするものがありました。
ばばはジジと違って、リリカルなものに反応できるのです。へへん!
遠くに見える稜線は鳥海山。
春先の、降った端から溶けていく雪など、ああ、こんなだったと思い出しました。
実写版の映画も作られるということですが…

 たまには若い人のおススメに触れるのも悪くないかも。

Art

この鏡文字は左利きのさっちゃんでしょう。
もう10年近く前に描いたものです。
5つのとんがりの星の一筆書きが書けるようになったうれしさにあふれてるね。

↑これはひろちゃんの作品。去年?おととし?
ロングヘアの素敵な女の子がひろで、右側のしらがアタマがばばです。
ばばの服を花がらにしてかわいくしてくれた。
ちょっと似てるでしょう。

 何故かうちは左利き率が高く、あきちゃん、さっちゃん、ひろちゃん、長男の奥ちゃんと一家に一人左利きがいると言ってもいいくらい。
この中にレオナルド・ダヴィンチやポール・マッカートニーはいないかな…いや、もちろん右利きの天才だっているはず。
 と、今日もばばバカなばばでした。

編集後記

 あと何時間かで5月がやって来る前に、すべり込みで4月号をやっつけようとしているばばです。
えいっ!いっそ4,5月号にしちゃえ!
 ね、おしゃれで丁寧な暮らしなんかとは、かけ離れたジジばばの杜撰な四苦八苦の生活だ〜
だけど「泣くのは嫌だ笑っちゃおう!」と、今日も進むのでありました。









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